【SEL35F18 レビュー】ZV-E10、α6400にオススメの単焦点レンズ

カメラ・写真

明るくて使いやすい画角で解像度も高い、その上、軽量コンパクトで使いやすいレンズです。

初めての単焦点レンズにはオススメの1本です。
私もボディ(α6400)と同時に購入した初めての1本で、単焦点レンズでは最も活用してきたレンズです。

画角について

35mmですが、APS-C用ですので換算52.5mmの画角となります。
50mmという画角は、人が見る視野に近い画角と言われているので、非常に使いやすく目に見てるものをそのまま切り取るといった感じです。

広角すぎる、望遠すぎる事がなく、ポートレートやスナップに使いやすいレンズです。

28mmの場合、
ポートレートは寄らないと人を大きく撮れない、寄ると歪む、背景がボケにくい、
でも、風景だと広く撮れるのでダイナミックな絵になりますね。

75mmの場合
ポートレートは人を全身入れてもボケる、いい感じの距離感と圧縮効果でバランスよく映る、
でも、風景だと人の視野より狭い部分を切り取るので、ダイナミック感がない絵になりますね。

【作例:ポートレート 28mm  右:75mm】


左の写真は、靴先から20cmほど離れて撮影したものです。
右の写真は、靴先から100cmほど離れて撮影したものです。
左の写真のように、広角で人物を中央にしっかりとしたサイズで写そうとすると被写体にかなり接近する必要があります。
また、近づくと「近くが大きく」、「遠くが小さく」写るので、左の写真は足が大きく写り、背景も広く写っています。足長効果はあるのですが、毎回下からあおるような写真を撮るわけでもありません。バストアップを目線の高さで撮影すると、目の部分が大きく離れるにしたがって小さくなり、全体に歪みがでます
離れて撮影するのなら問題ないのですが、人物がかなり小さくなります。

それに比べて右の写真は、足が大きく写ることなくバランスよく写っています。
また、背景もよくボケており、ポートレート撮影に向いている画角だと思われます。

【作例:風景 左:28mm  右:75mm】


左の写真は、目の前の景色が広くダイナミックに写ります。
右の写真は、目の前の景色の一部を切り取ったように写ります。
風景撮るなら広角の方がいいですね。

ポートレートなら75mm、風景なら28mmがよいと考えると、その間の50mmという画角は非常に使いやすいレンズなるのですね。

最初の1本におすすめです。

F1.8という明るさについて

まず、明るさのメリットは何といってもよくボケる。
これは重要ですよね。
特にポートレートは、人物を際立たせるのにボケは非常に有効な手段です。

ボケはミラーレス一眼を買った醍醐味です。
写真が楽しくなります。

写真は明るいレンズの開放でしか勝たん(笑)

あとは暗所性能への強さですね。
一般的に、APS-Cはフルサイズレンズに比べ暗所には弱いです。
なので、レンズの明るければ明るい方がよいです。
例えば暗所や夜景撮影の際に、開放でとればシャッタースピードを上げれる(短くする)ので手振れがしにくくなります。
これも気軽に撮影する上では重要な要素です。

その他のメリット

まず、OSS(レンズ内手振れ補正)付なので、ボディ内手振れ補正のないZV-E10やα6400に非常に相性が良いレンズです。
また、コンパクトで軽量なので、持ち歩きやすく気軽に持ち出せるサイズ感です。

人が多いところでスナップしようと思ったときに、ズームレンズ付きフルサイズを出すと周りもビックリしそうですが、
このコンパクトさだと気軽に出せますね。

値段も新品で¥42,000-、中古だと¥35,000-ぐらいで買えるので、まだ手の出しやすいレンズかと思います。

(α6400へ装着例:非常にコンパクト)



(ジンバル装着例:軽いので「ZHIYUN CRANE M2」に乗ります)

作例

最後に作例を紹介しておきます。

(ポートレート:背景がしっかりボケる)


(ポートレート:ある程度離れての撮影しやすい画角(換算52.5mm))


(風景:しっかりボケる)


(風景:小さい被写体も撮りやすい画角(換算52.5mm))


(風景:切り取りたい部分だけ切り取るのもやりやすい画角(換算52.5mm))

(風景:F1.8の明るいレンズなので、手持ちでも夜景を撮れる)

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