なんでも撮れるタムロン 17-70 F2.8 子供の撮影にも最適!!

TAMRON 17-70mm F28 カメラ・写真
TAMRON 17-70mm F28

これ1本でなんでも撮れるソニーEマウント APS-C用の タムロン 17-70mm F2.8通し の超便利ズームレンズ「 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD (Model B070) 」を紹介します。
子供の撮影にも最適です。
子供の写真を綺麗に残そうとミラーレスカメラを買われたかとも多いかと思います。動き回る子供の撮影にもベストなレンズです。
私も発売日に買って以来ずっと使用しています。実際に使ってみてわかった点をレビューしていきます。

レンズの概要

17-70mm(35mm換算25.5-105mm)と使いやすい画角で、且つF2.8通しと広角から望遠側まで非常に明るいレンズとなっています。
この画角と明るさのメリット2つが、なんでも撮れるのと子供の撮影に最適なのです。
このズーム倍率はAPS-C用の標準ズームレンズでは世界最大だとか。
また、最短撮影距離は広角端0.19m、望遠端0.39mと短く、広角端ではレンズがぶつかる直前まで寄れるレンズになっています。
スペックを考えると非常にコンパクトに仕上がっていますが、コンパクトなAPS-Cのミラーレスカメラにつけるとバランス的に大きく感じます。
(α6400に装着)
装着画像
(ズームした場合)
装着画像

画角 なんでも撮れる、子供撮影に最適な理由

このレンズの最大のメリット2つのうち1つが画角です。
通常標準ズームは28-75mmという画角が多いのですが、これはAPS-C用のレンズなので換算35mmで25.5-105mmとなり、フルサイズの標準ズームに比べ、広角側はより広く、望遠側はより大きく撮ることができるのです。
人間視野と同等といわれる35-50mmをカバーしており、それより広角側は風景写真をダイナミックに撮ることができ、それより望遠側は人物を綺麗に撮ることができます。特にポートレートで人気の高い85mmという焦点距離をカバーしているのは良いですね。
この広い画角が、動き回る子供との距離をズームで調整して撮れるので、子供を綺麗に撮るのに最強な理由です。

(作例:17mmで撮影 子供が遠い
作例
(作例:70mmで撮影 ほぼ同じ場所でズーム 子供が近くなた 圧縮効果・ボケがいい感じ
作例

どうでしょうか、ズームで距離を合わせて撮ってやると、結構思った画角にできます。これが単焦点であれば、子供が動いただけこちらも動かないといけません。子供合わせて動きながら撮ると、手振れで失敗するリスクもあがります。
でも、ズームレンズだと倍率を変えるだけで被写体との距離を調整できます。その画角が広いので調整の範囲が広いのです。じっと構えてズームレンズで距離を調整して、ベストなタイミングでシャッターをきってください。
また、17mmと70mmの写真を比較すると、70mmの写真はズームしたことにより、圧縮効果とボケが生まれて、より魅力のある写真に出来上がていますね。

(作例:17mmで撮影 風景写真に最適な広角側)
作例

広角の風景写真はいかがでしょうか。伊丹空港の写真ですが、人間の視野より広い画角なので、ダイナミックな感じがしっかり出ていると思います。
人間の視野より広い=非日常なので、より印象的になりますね。

もう一枚作例載せておきます。広角は空が非常にダイナミックに写ります。

(作例:17mmで撮影  風景写真に最適な広角側)
作例

明るさ 子供撮影に最適な理由

このレンズの最大のメリット2つのうちもう1つが明るさです。
この明るさについてみていきましょう。
どれだけズームしても、F2.8という明るさが変わらないのが特徴です。
明るい=暗所に強いということになるのですが、明るいと暗いレンズに比べシャッタースピードを速くできます。つまり、光を多く取り込めるので短い時間で写真を撮れるということです。
ですので、動き回る子供をできる限り早いシャッタースピードで撮ることにより、ブレのない写真に仕上げるの事ができるのです。
また、明るというところから得られものに「ボケ」があります。単焦点には及びませんが、F2.8という明るさからしっかりとボケを入れられます。
F1.8の単焦点レンズとボケの比較をしてみたいと思います。

(単焦点:35mm F1.8)
作例
(ズームレンズ タムロン 17-70:35mm F2.8)
作例

いかがでしょうか、同じ画角35mmで比較すると、やはりF1.8の方がボケますが、F2.8の方も十分ボケているのではないでしょうか。
(ボケの比較は、後ろのバスのタイヤあたりがわかりやすいです。)
また、タムロンのレンズはズームできるので、望遠端で寄ってとることでズーム効果によるボケも得られるので、その点でさらにボケを強くすることができます。
さらにズームしてもF2.8という明るさは変わらないのでボケを得られやすいのです。
ボケが強いとポートレートが綺麗に撮れるので、人物(子供)の撮影には丁度良いですね。

手振れ補正

このレンズには手振れ補正がついているので、α6400などの本体に手振れ補正のないカメラと非常に相性がいいです。
少し暗いところでの撮影などもそうですが、動き回る子供を追いかけながら、脇を閉めてしっかりカメラを構えてからシャッターをきることは難しく、手振れしやすいので、このレンズの手振れ補正は非常に助かります。
また、動画の手振れ補正が非常に強力で、しっかり気を付けて撮れば、手持ちで十分な絵がとれます。
動画の手持ち検証は下記を見てください。

タムロン公式
自分で検証


私もこの手振れ補正の効き具合であれば、vLogなら十分かなと思いジンバルを使わずに手持ちで動画をとることがほとんどです。
ただし、手振れしないようにしっかり注力して撮る必要はあります。

最後に

どうでしょうか。
最後に、特徴を纏めておきます。

・換算35mmだと25.5-105mmと非常に広い範囲をカバー
・全ズーム領域でF2.8とい明るさ(ボケやすい)
・ズームで被写体との距離を調整できるので動く被写体(子供)を撮りやすい
・ポートレート、風景写真にも使える
・APS-Cのレンズとしては少し高め(スペック考えるとコスパはいいです)
・α6400につけると少し大きくフロントヘビーになる

私も、α6400でとる写真の90%以上はこのレンズになっています。本当につけっぱなしです。
撮りたいと思ったときにすぐにズームして画角を調整して写真を撮れるのは本当にメリットが大きいです。
本当に、オススメの1本です。
是非、買って使ってみてください。

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